枚挙に暇がない良質リイシューを重ねて多方面から絶大な信頼を得ているオーストラリアはアデレードのKevin Griffiths aka Jura Soundsystem主宰の[Isle Of Jura Records]から、またしてもスルー出来ない一枚がお目見え。今回は、当レーベルの手によって1995年の『Dub Journey's』の再発と未発表アルバム『II』がリリースされたことで脚光を浴びたあのAmbient Warriorの片割れ、Ronnie Lionによるキャリア初となるソロ・アルバム。ジャマイカのセント・キャサリン州の州都Spanish Townへのオマージュとして制作されたという今作では、リズム隊によるゆったり太くうねるレゲエのグルーヴを土台としながら、そこにフラメンコ・ギター等が奏でるジャズやボサノヴァのフィーリングが混ざり合い、豊かで成熟した味わいに満ちたバレアリック・ダブ・サウンドを創り上げています。Ambient Warriorで聴けた唯一無二の世界観をよりシンプルかつメランコリックに仕立てていったような、なんとも味わい深いアルバムですね。最高です。大推薦盤！(Morihiro)
Artist: Ronnie Lion
Title: Spanish Town
Label: Isle Of Jura
Format: LP
A1: Hombre Peligroso 
A2: Central Village
A3: The Negotiator
A4: Naranja Colina
A5: Grants Pen Steppers
B1: Peace Chalice
B2: The Reunion
B3: Cascada
B4: Alligator Pond
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入荷日: 2024年03月19日
20240318N
再入荷日：2024年04月23日
20240422R
